伊豆半島最の南端。ちょっとお散歩してみよう! |
⇒詳細図 |
石廊崎(いろうざき)は伊豆半島最南端の岬です。荒々しい海岸の景色で観光地になっています。 この岬より西は駿河湾、東は相模灘です。岬の先端からは太平洋が一望でき、付近には石廊埼灯台、その先には石室神社、最突端には熊野神社の祠(ほこら)があります。岬の突端からは沖合いで伊豆半島を迂回する大型タンカーやフェリーの列が昼夜問わず見られます。気候は、冬は暖かく、気温が氷点下になることはまずありません。雪も年に1度降るかどうかなほど。夏は、他のところと比べると低く、静岡、網代(熱海市)のように35℃を超えることはありません。石廊崎測候所が気象観測を続けてきたが、2003年10月以降無人化されています。 |
住所:南伊豆町石廊崎 駐車場:有料(1回500円) |
![]() 石廊崎の港にある駐車場(1回500円)ここからスタート。 遊覧船乗り場があります。 ![]() 駐車場の脇には何やら像が?!説明書きを見てみると、 役(えん)の行者(隠名:阿摩陀之摩綺/あまだのまき)なるお方です。 看板の説明によるとアロエの薬効を人々に広めた人らしい。 石廊崎灯台へはこの背後にある遊歩道を歩いていきます。 ![]() 駐車場から遊歩道を400mほど歩くと、別の道に突き当たります。 温室などの建物がありますが、これらは2003年に閉園した、 熱帯植物のテーマパーク「ジャングルパーク」の遺産です。 分岐の右方向は立入り禁止ですので、左折して、岬の突端方向へ向かいます。 ![]() 石廊崎特別地域気象観測所 ![]() すぐ先には石室神社の鳥居があります。すぐ脇には、公衆トイレがあります。 ![]() 気象庁 石廊崎波浪観測局 2003年からは無人化されている。この施設の観測の歴史については こちら(近藤純正氏作成)に詳しい内容が掲載されています。 ![]() これは「石廊崎指向灯」という設備で、沖合いを航行する船に 浅瀬の危険水域の方向を教えるものです。 ![]() これが石廊埼灯台 ![]() 灯台および指向灯の説明です。 石廊埼灯台は1971年8月21日に木造で設置点灯されましたが、 昭和8年に暴風で大破し1933年に建て直し、 1993年には外壁をタイル張りにし現在にいたります。 ![]() 灯台の近くまで来ると、視界が拡がります。 ![]() 少し階段を下ると、岩に埋まるように立てられた石室神社があります。 ![]() 神社の中はこじんまりしています。 ![]() 足元が一部ガラス張りになっていて、柱が見えます。 この柱は伊豆の七不思議の一つである「石廊埼権現の帆柱」です。 ![]() 恐る恐る崖の柵から乗り出して柱を写すと、太い帆柱が横方向の梁として使われている。 しかし、たての柱は細くてびっくり。こんな崖に立ってたの(汗) ![]() 石室神社から50m歩くと岬の先端です。そこにある熊野神社は、『縁結びの神』 ![]() 相模湾側を望む。写真奥中央はみのかけ岩(南伊豆町大瀬) カラフルな船は石廊崎港発着の遊覧船マリンバード号(一周約25分) ![]() 岬の先端からは太平洋が一望できます。 ![]() 天気がよければ、伊豆七島も全部見えるかも。 |